出版社内容情報
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880年から1964年)
キリスト教伝道者、建築家、社会事業家、実業家。
20世紀の初頭に英語教師として来日し、湖国近江八幡を拠点として、キリスト教精神を掲げつつ、ヒューマニティーと創造力ある活動でユニークな共同体を作った。その歩みを丹念に紐解き、あまたの支援者、協働者の実像を捉えることで、建築活動の特色と事業の広がりを明らかにする。
内容説明
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(一八八〇~一九六四)キリスト教伝道者、建築家、社会事業家、実業家。二〇世紀初頭に英語教師として来日し、湖国近江八幡を拠点として、キリスト教精神を掲げつつ、ヒューマニティーと創造力ある活動でユニークな共同体を作った。その歩みを丹念に紐解き、あまたの支援者、協働者の実像を捉えることで、建築活動の特色と事業の広がりを明らかにする。
目次
第1章 誕生から英語教師の時代
第2章 清貧者の伝道と建築
第3章 建築事務所の創業
第4章 伝道の展開と社会事業
第5章 ヴォーリズの結婚と教育事業の始まり
第6章 発展期のヴォーリズ建築事業所
第7章 試練と復興、そして発展
第8章 建築設計の広がりと成果
第9章 組織の繁栄から戦争時代へ
第10章 終戦から復興へ
著者等紹介
山形政昭[ヤマガタマサアキ]
1949年大阪府生まれ。1974年京都工芸繊維大学工芸学研究科修士課程修了。1993年東京大学にて工学博士学位取得。現在、大阪芸術大学名誉教授。建築史家
吉田与志也[ヨシダヨシヤ]
1954年滋賀県生まれ。1976年立命館大学経済学部卒業。1979年カリフォルニア州立大学サンノゼ校経営学科卒。現在、製薬会社役員、厚生労働大臣表彰薬事功労者、滋賀県指定有形文化財吉田家住宅の保存に取り組む。著書『信仰と建築の冒険―ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』サンライズ出版、2019年(第33回地方出版文化功労賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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