内容説明
南アジア七ヵ国のうち、ブータンとモルディブを除く五ヵ国を取り上げ、各国の先住民族を含む少数民族の現状を紹介。
目次
インド(ラージボンシ―トライブからカーストへ;ナガ―辺境における民族アイデンティティの模索と闘争 ほか)
バングラデシュ(チャクマ―バングラデシュの知られざる少数民族問題)
スリランカ(ウェッダー―スリランカの先住民の実態と伝承)
パキスタン(ブラーフイ―パキスタンのドラヴィダ語話者たち;ヌールバフシー派―バルティスターンの宗教マイノリティ ほか)
ネパール(マガール―仏教への集団改宗をめざす先住民;マジとボテ―「川の民」と呼ばれる先住民 ほか)
著者等紹介
綾部恒雄[アヤベツネオ]
国連ユネスコ企画専門員、九州大学、筑波大学、京都文教大学教授(副学長)、城西国際大学人文学部客員教授。筑波大学名誉教授。この間スタンフォード大学、ペンシルベニア大学、マサチューセッツ大学、マッギル大学などの客員教授などを歴任。文学博士
金基淑[キムキスク]
京都文教大学人間学部教授。専攻は文化人類学、南アジア地域研究。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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