近代文学研究叢刊<br> 太宰治の表現空間

個数:

近代文学研究叢刊
太宰治の表現空間

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757605718
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3395

内容説明

太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。潜在二人称、女性独白体を視野に入れながら、小説の表現を中心に取りあげ、“彼自身”のものたらしめている表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。

目次

第1部 太宰文学の表現空間(自閉する発話空間―「ひとりごとのやうに」の表現心理;「月のない夜」をめぐって;「死」の表現意識―直喩の構造を考える ほか)
第2部 芥川文学受容から太宰治へ(「右大臣実朝」論;「竹青」における「杜子春」との同調―終結部の試考;「庭」論)
第3部 太宰治へのアプローチ(二十一世紀旗手の文学―略年譜的に;それぞれの故郷―津島修治から太宰治へ;作品鑑賞のために ほか)

著者等紹介

相馬明文[ソウマアキフミ]
1953年、青森県生まれ。弘前大学卒業。小山内時雄教授、江連隆助教授(後、教授)に師事。青森県内の公立高等学校教諭として勤務、現在に至る。平成18年度から弘前大学非常勤講師も兼務する。青森県郷土作家研究会会員(平成15年度から事務局)の他、解釈学会、日本近代文学会、芸術至上主義文芸学会、日本文体論学会、遠藤周作学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。