内容説明
「翻訳とは何か」。翻訳等価の言語学・社会学・哲学的徹底解明。古今東西の翻訳理論の社会文化史的総括を通して、言葉の意味への根源的問いかけを行う。
目次
第1章 序―翻訳研究における等価概念再考の必要性
第2章 社会記号論系翻訳論―理論研究とメタ理論研究の記号論的基礎
第3章 翻訳等価性の諸概念
第4章 翻訳等価性をめぐる諸アプローチ
第5章 翻訳等価性をめぐるイデオロギー
第6章 結―等価構築論からの翻訳学の検証
著者等紹介
河原清志[カワハラキヨシ]
1970年岡山県津山市生まれ。1995年上智大学法学部国際関係法学科卒業。2015年立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士課程後期課程修了(博士、異文化コミュニケーション学)。現在、金城学院大学文学部・大学院文学研究科教授(2017年4月より、関西大学外国語学部・大学院外国語教育学研究科教授)。日本通訳翻訳学会副会長、日本メディア英語学会元副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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