大学教職員のための大学生のこころのケア・ガイドブック―精神科と学生相談からの15章

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772409674
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C3011

内容説明

大学教職員のためのキャンパスにおける精神医学とカウンセリングの入門書。発達障害や精神医学的な問題を持った学生に見られる精神的・心理的な問題を症状ごとに、多くの事例を示しながら具体的に解説、専門家や周囲の人々がどう援助すればいいのかを詳しく書いたわかりやすいガイド。

目次

第1部 現代の大学生気質とこころの病気(大学生は健康?;ちょっと変わった人たち―アスペルガー症候群;周りが困ってしまう人たち―ボーダーライン;自らを傷つける人たち―リストカット;傷つき喪った人たち―トラウマによる問題とPTSD ほか)
第2部 大学での相談の実際(大学で相談に当たる人たち―学生相談室と保健管理センター;講義と相談の狭間で―一般の教員による相談;医療機関について―精神科の実際;大学と医療機関―連携の実際)

著者等紹介

福田真也[フクダシンヤ]
1957年東京生まれ。精神科医、精神保健指定医、臨床心理士、大学カウンセラー。旭川医科大学卒業後、東海大学精神医学教室で児童精神医学、精神分析学を学び、その後同大学学生相談室の相談員、保健管理センター精神科校医として大学生の診察や相談に長年従事。現在は東海大学文学部大学院で臨床心理士の教育を、明治大学学生相談室で大学生の相談を行い、また、相州メンタルクリニック中町診療所で精神科医療に携わり、医療と教育の橋渡し役を任じている。専門は思春期・青年期の臨床精神医学で、アスペルガー症候群など発達障害の青年期・成人の問題、不登校・ひきこもりやリストカットのケースへの対応、自殺遺族への支援などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もふもふ

1
学生相談で語られる内容、学生の病態や症状など具体的に記載されているので、とても参考になる。2016/11/17

ハム太郎

0
教務課職員の自分も、学生と接する機会があるので、心身の病気に関わる知識を深めないといけないと感じた。学生の問題が現れる最初の窓口になり得ることをしっかり自覚して、学生に接したい。単位修得状況が悪い学生に対して、利用できる相談窓口案内を送っているという大学の事例は参考になった。2013/12/31

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