内容説明
子ども、とらわけ非行少年にかかわることの多い臨床実務家のために、子どもに関する法・制度の概要を、元裁判官で、少年法改正にもかかわる著者がわかりやすく解説。今回の改訂では、平成26年の改正等はもちろん、今後の少年法の行方だけでなく、海外における少年法の実態調査等も掲載。法律家だけでなく、家庭裁判所調査官や児童相談所相談員などをはじめとする司法関係者や警察官、社会福祉職、医師、学校教師、スクールカウンセラーなどの臨床実務家必携の1冊!
目次
第1章 序説
第2章 非行少年に対する手続き
第3章 少年に対する刑事処分・刑事手続き
第4章 触法少年・虞犯少年―児童福祉手続きと少年保護手続きの関係
第5章 少年法改正問題
第6章 今後の課題と展望
第7章 法と心理の対話
著者等紹介
廣瀬健二[ヒロセケンジ]
昭和25年生まれ。昭和48年立教大学法学部卒業。昭和50年横浜地裁判事補任官。東京地裁判事、水戸家裁判事、東京高等判事、横浜地裁判事などを経て、平成17年4月~平成26年3月立教大学大学院法務研究科教授、同年4月以降同特任教授。平成22年~平成26年日本司法支援センター(法テラス)理事を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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