出版社内容情報
グローバルな祝祭としてのオリンピックやW杯に働くポリティクスを暴きスポーツする身体の衝撃をトータルにとらえる気鋭の最新論集。
内容説明
スペクタクルに潜むポリティクスを暴き出す。グローバルな祝祭としてのオリンピックやW杯。そこに蠢くポリティクスを徹底的に解剖し、スポーツする身体の衝撃に迫る新たな語りを目指す。気鋭の最新論集。
目次
第1部 「身体」をめぐるナラティヴとしてのスポーツ/メディア(「スポーツする身体」への眼差し;アスリートを語る「声」の攻防;ホモソーシャルな関係の魅惑;感動を喚起する「物語」の文法)
第2部 「国家」をめぐるポリティクスとしてのスポーツ/メディア(スポーツにおける「ナショナルなもの」の表象/代表;「日本らしさ」の自己遂行;「民族」のリアリティと「歴史」の現在;オリンピック・スペクタクルの過去/現在;グローバルな祝祭とセキュリティへの不安)
著者等紹介
阿部潔[アベキヨシ]
1964年名古屋に生まれる。1987年関西学院大学社会学部社会学科卒業。1992年東京大学大学院社会学研究博士課程単位取得退学、東京大学社会情報研究所助手。1995年関西大学総合情報学部専任講師。2000年関西学院大学社会学部助教授を経て、関西学院大学社会学部教授、博士(社会学)。1998年4月から1年間、British Council Fellowshipを得てロンドン大学ゴールドスミス校に客員研究員として滞在。専攻は社会学、メディア/コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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