スポーツの魅惑とメディアの誘惑―身体/国家のカルチュラル・スタディーズ

個数:
  • ポイントキャンペーン

スポーツの魅惑とメディアの誘惑―身体/国家のカルチュラル・スタディーズ

  • 阿部 潔【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 世界思想社(2008/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 46pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790713470
  • NDC分類 780.13
  • Cコード C0036

出版社内容情報

グローバルな祝祭としてのオリンピックやW杯に働くポリティクスを暴きスポーツする身体の衝撃をトータルにとらえる気鋭の最新論集。

内容説明

スペクタクルに潜むポリティクスを暴き出す。グローバルな祝祭としてのオリンピックやW杯。そこに蠢くポリティクスを徹底的に解剖し、スポーツする身体の衝撃に迫る新たな語りを目指す。気鋭の最新論集。

目次

第1部 「身体」をめぐるナラティヴとしてのスポーツ/メディア(「スポーツする身体」への眼差し;アスリートを語る「声」の攻防;ホモソーシャルな関係の魅惑;感動を喚起する「物語」の文法)
第2部 「国家」をめぐるポリティクスとしてのスポーツ/メディア(スポーツにおける「ナショナルなもの」の表象/代表;「日本らしさ」の自己遂行;「民族」のリアリティと「歴史」の現在;オリンピック・スペクタクルの過去/現在;グローバルな祝祭とセキュリティへの不安)

著者等紹介

阿部潔[アベキヨシ]
1964年名古屋に生まれる。1987年関西学院大学社会学部社会学科卒業。1992年東京大学大学院社会学研究博士課程単位取得退学、東京大学社会情報研究所助手。1995年関西大学総合情報学部専任講師。2000年関西学院大学社会学部助教授を経て、関西学院大学社会学部教授、博士(社会学)。1998年4月から1年間、British Council Fellowshipを得てロンドン大学ゴールドスミス校に客員研究員として滞在。専攻は社会学、メディア/コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keepfine

1
ナショナリズムにせよジェンダー規範にせよスポーツは社会に影響を与える。ソルトレイク五輪の開会式は、9.11後の「強いアメリカ」を強調したが、「敵」の存在と一対であることを忘れてはならない。またシドニー開会式の南北朝線の共同行進が行われたが、スポーツの政治「への」介入は是認される傾向がある。難民選手団も然りか。開会式の中継では各国の情勢を淡々と紹介していく点、祝祭と表裏の現実を示唆するリアリズム。祝祭の虚構性が再確認される。東京五輪は日本の高度成長と合わせて語られ、理想の時代(大澤真幸)に対応している。2021/09/21

いまにえる

1
スポーツと身体、物語、ショー、国家などを論じた本。とてもまとまっていて面白い。「オリンピックというスポーツの祭典における男性種目/女性種目の区分は、男らしさ=力強さ・逞しさ/女らしさ=優雅さ・しなやかさというジェンダー・イメージを、スポーツの理念の名のもとに再生産していくメカニズムにほかならない。」というように批判的眼差しは持ちつつ、「だからオリンピックはくだらないんだ」というよくある否定には繋がらず、楽しいから続くという享楽主義的観点であることは共感が持てた。ナショナリズムも同じだと思う。2018/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/282679
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。