ボランティアコーディネーション力―市民の社会参加を支えるチカラ ボランティアコーディネーション力検定公式テキスト

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 196p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784805851883
  • NDC分類 369
  • Cコード C3036

内容説明

今日の社会に、ボランティアは不可欠な存在だ。その活動の展開には「ボランティアコーディネーション力」が欠かせない。「参加の力」を活かし、組織の発展や自治的な社会づくりを進める調整能力は、ボランティアリーダーやNPO、施設のスタッフ、それに自治体職員など多くの人々に求められる資質である。本書は、ボランティアコーディネーション力を磨くために必要な知識、ノウハウの基礎を解説するもの。日本ボランティアコーディネーター協会の検定テキストともなっている。

目次

序章 今、なぜ、ボランティアコーディネーション力なのか?
第1章 「ボランティア」の理解(ボランティア活動の広がりと参加状況;「ボランティア」の語源と、そのキー概念;ボランティア活動の社会的意味;日本におけるボランティア活動の歴史;ボランティアとNPOとの関係;ボランティア活動の課題・弱点と、課題克服の視点)
第2章 ボランティアコーディネーションの理解(現代社会の課題とコーディネーション機能;ボランティアコーディネーションの概念;ボランティアコーディネーションが求められる場;ボランティアコーディネーションの視点;ボランティアコーディネーションにかかわる人;ボランティアコーディネーターの8つの役割;日本におけるボランティアコーディネーターの動向)
終章 ボランティアコーディネーション実務の向上に向けて
資料 ボランティアコーディネーション関連年表

著者等紹介

早瀬昇[ハヤセノボル]
日本NPOセンター代表理事、大阪ボランティア協会常務理事。1955年大阪府生まれ。京都工芸繊維大学で電子工学を専攻するも、学生時代に交通遺児家族支援、地下鉄のバリアフリー化、市民活動情報誌の編集などの市民活動に次々に参加。大学卒業後、フランス、ベルギーの障害者グループホームでケアワーカーを経験した後、1978年に大阪ボランティア協会に就職。協会に勤務しつつ、1979年に大阪府立大阪社会事業短期大学専攻科修了。1991年より2010年まで事務局長。日本ボランティアコーディネーター協会理事、日本ファンドレイジング協会副代表理事、大阪大学人間科学部客員教授なども務める

筒井のり子[ツツイノリコ]
龍谷大学社会学部教授。1983年、関西学院大学大学院社会学研究科博士課程前期課程修了。学生時代に大規模なボランティアサークルで初の女性部長になり、ボランティア団体の運営の難しさと面白さを体感。院生の頃から、大阪ボランティア協会の非常勤スタッフとして、大阪府寝屋川市において地域福祉を推進する市民活動団体の事務局を7年間担う。その後、いくつかの大学を経て1999年より現職。日本ボランティアコーディネーター協会設立の準備段階から参画し、2004年~2007年度、2012年~2015年度まで代表理事を務める。大阪ボランティア協会理事、大阪府高槻市や滋賀県大津市の社会福祉審議会委員、地域福祉計画策定委員長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。