出版社内容情報
「東方見聞録」 の名で知られるマルコ・ポーロの書 『世界の記』
「東方見聞録」 の名で知られるマルコ・ポーロの書 『世界の記』 は、時代の根本史料でありながら様々な版によって内容が大きく異なる。本書は、最も基本的なフランク-イタリア語版、セラダ手稿本、ラムージォ版という三つの版を全訳・対校し異同を示した世界で初めての試みであり、詳細な語注・解説とともに、あらゆる探究の確かな基盤となろう。
内容説明
「東方見聞録」の名で知られるマルコ・ポーロの書『世界の記』は、時代の根本史料でありながら様々な版によって内容が大きく異なる。本書は、最も基本的なフランク‐イタリア語版、セラダ手稿本、ラムージォ版という三つの版を全訳・対校し異同を示した世界で初めての試みであり、詳細な語注・解説とともに、あらゆる探究の確かな基盤となろう。
目次
1 序章
2 往路
3 グラン・カンとカンバルク大都
4 カタイとマンジ
5 帰路
6 アジア
著者等紹介
高田英樹[タカタヒデキ]
1941年兵庫県丹波に生まれる。1964年京都大学文学部卒業。同大学院、ピーサ高等師範学校でイタリア語を学ぶ。ローマ日本文化会館(国際交流基金)、愛媛大学、大阪国際女子大学、同国際大学等で留学生に日本語を教える。2012年「マルコ・ポーロ研究」で学位(博士・文学)を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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