目次
第1部 小泉政治のリアリティ(リアリティの構造と社会心理:「小泉効果」を前にして;リアリティのダイナミックス:2005年に至る投票行動の基本分析;政党スキーマ・小泉内閣スキーマから見る小泉政権;マスメディアと小泉の選挙:メディアはコトバを与えたか、関心を高めたか)
第2部 リアリティのベースライン(ソーシャル・ネットワークと投票、政治参加;ネットワーク多様性と政治参加・政治的寛容性;私生活志向のゆくえ:狭められる政治のアリーナ;インターネット理容の社会化とその政治的含意;マスメディアのパワーはいずこに:微力な効果としての強力効果論)
著者等紹介
池田謙一[イケダケンイチ]
博士(社会心理学)。1955年生まれる。1978年東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。1982年東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門課程単位取得中退。1992年東京大学文学部助教授(社会心理学研究室)。2000年東京大学大学院人文社会系研究科教授(社会心理学研究室)。『転変する政治のリアリティ』木鐸社(第2回島田賞(日本社会心理学会)受賞)、「2001年参議院選挙と『小泉効果』」(選挙研究19、第8回三宅賞受賞)他著書、邦文・英文誌論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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