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UIデザインの心理学―わかりやすさ・使いやすさの法則

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  • サイズ B5判/ページ数 287p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784844337713
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

内容説明

見やすく操作しやすいインタフェースの原理・原則!本書では、心理学の成果に基づいたユーザーインフェース(UI)設計のガイドラインを幅広く学ぶことができます。色覚/周辺視野/認識といった視覚中心の機能のほか、注意/記憶/想起/学習など脳の機能について、具体例をまじえながら留意すべき点を説明します。UIデザインの原理・原則やその心理学的な背景を知りたい方に最適な一冊です。

目次

認知バイアス
構造と視覚
構造の利用
色覚の限界
周辺視野
読む能力
注意力と記憶力
注意力と短期記憶の限界
認識と想起
脳の得手・不得手
学習
意思決定
フィッツの法則とステアリングの法則
時間の要件

著者等紹介

ジョンソン,ジェフ[ジョンソン,ジェフ] [Johnson,Jeff]
UIウィザード社の社長兼コンサルタント。スタンフォード大学とミルズカレッジで教鞭をとる。UIウィザード社は、UIデザイン、ユーザビリティ評価、ユーザビリティテスト、およびトレーニングを提供するユーザビリティコンサルティング会社。学士号と博士号をエール大学とスタンフォード大学で取得。1978年以降はヒューマン・コンピュータ・インタラクション分野に従事し、ゼロックス、ヒューレット・パッカード、サンマイクロシステムズなどで研究者として勤務

武舎広幸[ムシャヒロユキ]
マーリンアームズ株式会社代表取締役。機械翻訳など言語処理ソフトウェアの開発と人間翻訳に従事。国際基督教大学の語学科に入学するも、理学科(数学専攻)に転科。山梨大学大学院修士課程に進学し、ソフトウェア工学を専攻。修了後、東京工業大学大学院博士課程に入学。米国オハイオ州立大学大学院、カーネギーメロン大学機械翻訳センター(客員研究員)に留学したのち、満期退学後、マーリンアームズ株式会社を設立

武舎るみ[ムシャルミ]
マーリンアームズ株式会社取締役。心理学およびコンピュータ関連の書籍翻訳のほか、フィクションの翻訳にも従事。オンライン翻訳講座の運営も行っている。学習院大文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kannkyo

4
心理学のみならず、脳科学や神経学的な知見を元に、優れたUI(ユーザーインターフェース)とは何かを論じた名著。本書は、多数の心理学等の論文を引用しつつも、UIの実装例とエンジニアが理解しやすい比喩を使って、具体的かつ実践的に説明している。エンジニアにとって、デザイナーとの会話の橋渡しとなりうる素晴らしい本である。2019/02/10

orange21

2
初学者なので大変おもしろく読みました2017/11/13

カエル子

2
認知心理学とUIデザインがどのように関係し合ってくるのかが丁寧にまとめられています。認知バイアスやゲシュタルト、脳の3層構造など私たち人間の知覚や記憶の仕組み、事情をしっかり抑えておくのに理想的な一冊です。UIのデザインや評価をする仕事をしている方は是非ご一読を。2015/10/27

しのはら(か)

2
14章の「時間の要件」がすばらしすぎる。「単一のタスクに対して注意を持続させられる時間、6秒から30秒」など。脳の各種の所要条件のコラムは必読すべき。フィッツの法則(ポインタで指そうとするターゲットが大きいほど、動作の開始点の近くにあるほど、ポインタで指すまでの所要時間が短くなる)やこれをきっかけに調べた「ヒックの法則(ユーザーの意思決定にかかる時間は選択行為におけるエントロピー量に比例する」も備忘録として。★★★★2015/08/01

石臼

2
人の認知能力と、UIデザインとを一対一で解説している。認知心理に関する記述が大きなウェイトを占める印象。不満ではなく、むしろデザインと操作の背景にある人の習性がよく分かって面白い。2015/07/05

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