内容説明
グラフィック・デザイン、絵画、写真、建築、映画、音楽etc.革命的表現100。「モダン」が誕生した19世紀から現在まで約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸に読み解く。
目次
1807~1897 科学的思考がめざめる。
1905~1920 形は変えられることに気づく。
1922~1930 新しいイメージが続出する。
1932~1959 第二次世界大戦を挟んで価値観が変わる。
1961~1970 アートとデザインが融合する。
1972~ 人間の活動すべてがアートであり、デザインとなる。
著者等紹介
松田行正[マツダユキマサ]
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nishiumi
5
200年に及ぶアートとデザインの変遷を、豊富なビジュアルとともに解説。長大な時間軸も、表現のスタイルごとに細かくワーディングされてて見やすい。体系的に表現史を学べるわけではないけど、パラパラめくると今でもみかけるデザインの大元に行きついたりする。温故知新、先人に学べとはこのこと。図書館で借りたけど、これは一冊持っておきたいなあ。2024/04/08
takao
3
ふむ2022/12/14
河村祐介
1
4P1ターム=書き原1P+具体的な代表作+αの図録3Pという構成も感覚的なわかりやすい。19世紀、近代から現代のアート、デザインのエポックメイキングなターム史。宗教的な美術の一部から、工業・資本主義や大衆文化を経て、デザイン、現代美術の分岐点的な部分とかもあるよなーとか。2022/12/05
kaz
1
現代アートは奥が深い、と言うか、深すぎてついて行けない。図書館の内容紹介は『グラフィック・デザイン、絵画、写真、建築、映画、音楽…。「モダン」が誕生した19世紀から現在までのポスト・モダンを含む約200年のアートとデザインの動向を、表現法を軸として年代順に読み解く』。 2022/10/14
ミント
1
ここ200年のアートおよびデザインの流行の変遷をまとめた本。 デュシャンの存在感が強かった。模造や泉など独特のセンスを持ち合わせているアーティストだと思った。 自同律の絵もなかなかに好き。2022/08/13
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