漱石と寅彦―落椿の師弟

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漱石と寅彦―落椿の師弟

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784895001229
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

“文”と“理”―二つの世界の融合を追究し、醸成させた、文学者・夏目漱石と物理学者・寺田寅彦。そのふたりに、知のあり方、教育のあり方、師弟のあり方を探る。

目次

序章(「文系」と「理系」;「二つの文化」 ほか)
第1章 師との出合い(漱石の松山、熊本行き;寅彦、熊本へ ほか)
第2章 漱石と寅彦の交流(相思相愛;日記と書簡にみる交流 ほか)
第3章 漱石の小説の中の寅彦(『吾輩は猫である』;『三四郎』 ほか)
第4章 寅彦の物理の中の漱石(寅彦の「専門」;漱石の死の影響 ほか)
終章(「要素還元主義」の反省;文理融合)

著者等紹介

志村史夫[シムラフミオ]
昭和23(1948)年、東京・駒込生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了(無機材料工学)、名古屋大学工学博士(応用物理)。現在、静岡理工科大学教授、ノースカロライナ州立大学併任教授。長らく半導体結晶の研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている。半導体、物理学関係の専門書・参考書のほかに、一般向け著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinano

9
おもしろく読ませてもらいました。自然科学者的文学者「漱石」と文学者的科学者「寅彦」の互いに尊敬の念を深いところで嘆じ合っていた師弟であった。こんな師弟は歴史上そうはいない。互いに影響を与えあっているところが人間性というクセモノの妙味であるのでしょう。寅彦にとって社会生活の中での孤独感や孤立感を和らげてくれる唯一無比の大きな存在であり、自分の趣味(文化的才能)を対等に話せる良き師であった漱石の死は、寅彦に相当の悲しみを与えたことがこの本からよくわかります。2010/06/27

nai

2
3月24日開始〜25日読了。一番読みやすそうだったので。著者は物理学者の方なので寺田寅彦の学術研究において漱石が与えた影響(落椿)というものや如何にして漱石が寅彦から得た科学知識を作品(猫・三四郎・野分)へと取り入れたのかという視点は面白かった。参考文献を元に更に読んでいきたい。2011/03/25

LARGO

0
良い本ではあったが致命的な間違いが。ベースボールを野球と翻訳したのが正岡子規、という誤った俗説が堂々と載ってるのが残念過ぎる。2008年に書かれた本だが、既に中馬庚は常識レベルだったと思うのだが。2020/01/19

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