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内容説明
本書は、ハイデガーの〈存在〉に対し〈法〉を対置する、リオタール積年の研究による諸概念を駆使したもっともラディカルなハイデガー批判。
目次
第1部 「ユダヤ人」(忘却そのものが忘れられる;記憶は忘れる;史料批判の二つの効果;過ぎ去ることのなかった、過ぎ去らないでいる過去;無意識的情動の時間的パラドックス;記憶されえぬ性的差異―フロイト;記憶されえぬ〈法〉―「ユダヤ人」 ほか)
第2部 ハイデガー(ハイデガーの一件書類―ナチズム―の予審のための諸規則;ハイデガーにおけるアナムネーシス;『存在と時間』における政治とは;『存在と時間』と闘争的な言説;どのような神を人は待ち望むのか ほか)