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新編日本古典文学全集<1> 古事記

山口 佳紀, 神野志 隆光  著

 品切
       
価格 \4,483(税込)         

発行年月 1997年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 462p
大きさ 23
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784096580011
商品コード 0197058489
NDC分類 918
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0197058489

内容

日本最古の書。日本文化の原点を解明する。

『古事記』は、成立年代のはっきりしているものとしては、日本最古の書物である。『古事記』七一二年成立、太安万侶撰。『日本書紀』七二〇年成立、舎人親王他編集。同じような歴史書がほぼ同年代に成ったのは何故か、また、目的・意義は何かなど、両書の存在は日本古代史の大きな謎の一つである。『日本書紀』が成立直後から「正史」の扱いをうけて、読み・解釈の研究対象として多くの記録が残されているのに対し、『古事記』は何故かほとんど忘れ去られ、江戸時代になって、ようやく本居宣長の登場をまって本格的な研究が行われた。 『古事記』と『書紀』の大きな相違は、双方とも漢字文字を使いながら、基本的に『古事記』は日本文、『書紀』は中国文であることだ。誤読されない日本文を漢字だけで表現することに、安万侶の苦心があった。現在に繋がる日本語表現の誕生である。『古事記』には、伝説・物語・歌謡などを通して日本文化の原点が内在されている。 今、『古事記』研究は、新しい読みと解釈を求めて新段階に入りつつある。山口佳紀・神野志隆光の校注者コンビは、現在望み得る、最高・最新の『古事記』を読者に提供している。

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