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バロックの光と闇(講談社学術文庫 2464)

高階 秀爾  著

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発行年月 2017年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 337p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784062924641
商品コード 1025813633
NDC分類 702.05
基本件名 バロック美術
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2017年12月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2017/12/17
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025813633

著者紹介

高階 秀爾(著者):1932年生まれ。東京大学名誉教授、パリ第1大学名誉博士、日本藝術院会員。専門は、美術史・美術批評。主な著書に、『世紀末芸術』、『名画を見る眼』、『ルネッサンスの光と闇』、『日本近代美術史論』、『想像力と幻想』、『フランス絵画史』、『ニッポン現代アート』、『日本人にとって美しさとは何か』ほか多数。

内容

「歪んだ真珠」を意味する語として生まれた「バロック」は、「粗野な」、「劣った」というニュアンスを帯びて使われる一方で、バッハやベルニーニに代表される雄大壮麗な作品とともに知られてもいる。──では、「バロック」とはいったい何か? 西洋美術史研究の第一人者が、多彩な時代と分野を縦横無尽に駆けめぐり、本質に迫っていく旅の記録。多数の図版を収録した原本に、さらに新たな図版を加えた決定版が登場!


「バロック」という言葉を目にして、何を思い浮かべるだろうか?
もともと「歪んだ真珠」、「いびつな真珠」を意味する形容詞として生まれた「バロック」という言葉は、「粗野な」、「劣った」、「価値の低い」というニュアンスを帯びて使われるようになった。しかし、その一方で、バッハに代表される「バロック音楽」や、サン・ピエトロ大聖堂前の広場に見られる列柱廊に代表される「バロック建築」など、雄大にして壮麗な作品群が「バロック」の名で呼ばれてもいる。
──では、「バロック」とはいったい何なのか?
パリのポンピドゥー・センターの建築から始まる本書は、西洋美術史研究の第一人者が、音楽や建築にとどまらず、美術、演劇、文学にまで及ぶ多彩な分野を、さまざまな時代にわたって縦横無尽に駆けめぐりながら、バロックの本質に迫っていく魅惑の旅の記録である。ジャンルとしての「バロック」でもなく、時代区分としての「バロック」でもなく、現代にまで至る全時代に見て取られるものとしての「バロック」を、無数の作品を渉猟しながら求めていった先には、現代こそバロックの時代である、という事実が浮かび上がる。
多数の図版を収録した原本に、さらに新たな図版を加えた決定版が登場!

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