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日本の歴史<7> 走る悪党、蜂起する土民 

安田 次郎  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2008年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 366p
大きさ 22
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784096221075
商品コード 0108045014
NDC分類 210.1
基本件名 日本-歴史
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0108045014

内容

「鎌倉幕府を倒せ」。東国の武家政権に対して、京都では強烈な個性をもった後醍醐天皇が即位した。世は「悪党」の時代。彼らの行動は大きなうねりとなって、幕府を崩壊に追いやる。足利氏があらためて京都に開いた室町幕府は、内乱期の社会をにぎやかに彩る「婆娑羅」のエネルギーを巧みに取り込み、公家たちをも吸収していく。しかし、その基盤はもろく、やがて求心力を失い、下剋上の世が到来する。一方、能・狂言をはじめとする芸能や、禅宗、「わび・さび」といった美意識など、日本文化を代表するものを生みはぐくんだこの社会には、広く「庶民」の参加がみられた。視点をできるだけ低く、地方にも目を配りながら、南北朝・室町時代を再構成した。

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