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メイキング・オブ・アメリカ~格差社会アメリカの成り立ち~
阿部 珠理
著
発行年月 |
2016年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
262p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アメリカ・カナダ史 |
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ISBN |
9784779122682 |
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商品コード |
1022122629 |
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NDC分類 |
253.01 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年11月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2017/01/15 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022122629 |
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著者紹介
阿部 珠理(著者):福岡市生まれ。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院修了。博士(比較文明学)。専攻はアメリカ先住民研究。立教大学社会学部教授。著書に「アメリカ先住民」など。
内容
アメリカ先住民研究の第一人者が描いた、 アメリカの不平等社会の成り立ち! もっとも貧しく、もっとも不健康な アメリカのどん底のインディアン社会から アメリカを照射すると、 そこから見えてきたのは、憧れの国として著者を誘った 自由と平等と民主主義のアメリカではなく、 不自由で不平等で非民主的なアメリカの姿だった。 アメリカの幸福と豊かさは、インディアンや黒人の不幸に よって購われ、アメリカほど「他人の不幸は我が身の幸福」 の構造を、短期間でかつ大規模に見せつけた国は少ない。 本書は、章を追って、白人とインディアン、 ピューリタンと非ピューリタン、黒人奴隷と南部貴族、 ワスプとマイノリティ、資本家と労働者、 持てるものと持たざるものに光をあて、 両者の格差を明瞭に示す。 アメリカ先住民研究者であり、マイノリティを見つめてきた 著者だからこそ描けたアメリカ史! ※ 本書を読めば、現在のアメリカの格差社会が、 突然出来上がったものではないことが実によく分かります。 今のアメリカを知るための必読書!