著者紹介

内容

目次

第一章　「神話・伝承学」とはなにか　斎藤英喜(佛教大学歴史学部教授) 第二章　『古事記』、神々の世界を読む　斎藤英喜 第三章　日本神話とシャーマニズム　アンダソヴァ・マラル（佛教大学非常勤講師） 　コラム①ヤマトタケルの変貌―「家族の神話」としてのヤマトタケル（稲生知子） 第四章　もうひとつの「古代神話」―沖縄・台湾　渡部亮一（立命館大学非常勤講師） 　 　コラム②『日本霊異記』と昔話（井熊勇介） 　 　コラム③聖地巡礼の系譜（花川真子） 第五章　神仏習合と中世神話　舩田淳一(金城学院大学文学部准教授) 第六章　スサノヲの変貌と「韓国神話」　権 東祐（韓国円光大学校円仏教思想研究院・研究教授） 第七章　仏教と神々―八幡神を中心に　村田真一（佛教大学非常勤講師） 第八章　妖怪譚―土佐の河童伝承を事例として　梅野光興(高知県立歴史民俗資料館学芸員) 第九章　神話・伝説・昔話への新しい視点　武田比呂男(十文字学園女子大学人間生活学部教授) 　 　コラム④祇園祭と牛頭天王（鈴木耕太郎） 第十章　ギリシア神話を学ぶ　庄子大亮 (佛教大学・立命館大学等非常勤講師) 　 　コラム⑤アニメ・漫画と神話―『蟲師』(プレモセリ・ジョルジョ) 第十一章　『古事記』はいかに読まれてきたか　斎藤英喜 　コラム⑥「偽史」が創り出す民俗―『東日流外三郡誌』を中心に（星優也） 　コラム⑦絵本や教科書に描かれた古事記神話―「児童向け古事記」の歴史（谷本由美） 　ブックガイド―神話・伝承学をさらに究めるために