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蚕と戦争と日本語~欧米の日本理解はこうして始まった~
小川 誉子美
著
発行年月 |
2020年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,413p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784823410314 |
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商品コード |
1031356666 |
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NDC分類 |
810.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年04月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2020/05/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031356666 |
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著者紹介
小川 誉子美(著者):横浜国立大学教授。専門は日本語教育学、日本語教育史。
博士(政策・メディア、慶應義塾大学)。
主な著書・論文に『欧州における戦前の日本語講座—実態と背景』(2010、風間書房)、「新聞が報じた日本語教育—日露戦争前後の極東ロシア」『ことばと文字』2号(2014)、「イタリアの日本語教育と日本人教師の活動—1930年代から1950年代の日伊交流を中心に」『新世紀人文学論究』3号(2019)などがある。
内容
欧米の日本語学習は対日戦略とともに展開した。そのうち、国防、外交、交易など各国の国益と結びついた8つのトピックを紹介する。幕末の日本産「蚕」や日露戦争後の日本に注がれた関心が日本語の研究を促すなど、動機は意外なところにあった。16世紀から20世紀の西洋人の日本語学習は、綿密な計画とたゆまぬ努力、日本語教師たちの真摯な協力によって成果を生んだ。エピソードを交えながら当時の息吹を紹介する。