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WindowScape~窓のふるまい学~
東京工業大学 塚本由晴研究室
編
発行年月 |
2010年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
351p |
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大きさ |
21 |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術 |
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ISBN |
9784845910588 |
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商品コード |
0110102401 |
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NDC分類 |
524.89 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2010年12月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2011/01/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110102401 |
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著者紹介
東京工業大学 塚本由晴研究室(編者):アトリエ・ワンを共同主催する塚本由晴は、『ペット・アーキテクチャー・ガイドブック』『メイド・イン・トーキョー』などのリサーチをまとめた著作、『ミニハウス』、『アニハウス』、『ガエ・ハウス』、『ハウス&アトリエ・ワン』といった数々の建築作品、国内外のアート・インスタレーションなど、多彩な活動を行う建築家である。東京工業大学における研究室では、建築設計、学術論文、都市リサーチなどの幅広い教育活動を行っており、本書『WindowScape 窓のふるまい学』は学生とともに世界各地を実地調査した成果をまとめたものである。
内容
窓は生きてきた。
光、風、人を呼び寄せる「窓」のふるまい
WindowScape(ウィンドウ・スケープ)へ
窓はふるまい(behavior)に満ちている。光、風、熱などの自然を引き寄せ、人々を呼び寄せ、憩いと潤いと安息をあたえる。文化、都市そして社会を生成させる「ふるまい」そのものなのだ。窓とは、たゆたう時間の堆積の中で、人間の生を位置づけるものとも言えるだろう。
しかし近代以降、大量生産のもとにその可能性が閉じられ、「ふるまい」の豊かさが失われてしまった。
本書は、世界各地の「窓」の「ふるまい」を28カ国におよび調査、再評価し、人々の生命感や文化力を復元するものとして「窓」のコンセプトを抽出する。新しい建築空間の創作の可能性を提出しようとする挑戦の書である。