内容
2020年1月から続く新型コロナウイルスの感染拡大は、いくつもの大きな波を形成し、国は緊急事態宣言の発出、延長・解除を繰り返しながら同時にワクチン接種を推し進め、感染抑制を図ってきました。その間、子ども達や保護者は、感染対策を行いつつも自粛生活を余儀なくされ、家庭内で過ごす時間が増えていきました。このような中で、子どもの自殺の問題、児童虐待の問題、自宅にいる間に子どもが介護や家事等を担うヤングケアラーの問題、DVの増加など、子ども達にとって困難な問題が顕在化し始めています。家庭内リスクの要因・背景等に焦点を当てながら、子ども達に今起きている事について解説します。