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「芸術の6層」による教育~<自然/生命>を軸とした知の構造~
磯部 錦司
著
発行年月 |
2020年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
354p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史 |
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ISBN |
9784903355856 |
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商品コード |
1031535357 |
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NDC分類 |
707 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031535357 |
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著者紹介
磯部 錦司(著者): 1959年,岐阜県中津川市生まれ
椙山女学園大学・教授
博士(学校教育学)
主な著書:『子どもが絵を描くとき』(一藝社,2006),『自然・子ども・アート-いのちとの会話-』(フレーベル館,2007),『アートと子ども-生活から生まれる新しい造形活動-』(小学館,2013),『造形表現・図画工作』(建帛社,2014),『保育のなかのアート-プロジェクトアプローチの実践から-』(小学館,2015)等
作品所蔵:富山県立近代美術館,ブラネ市(デンマーク),ニース・アジア美術館(フランス)等
主な活動:日本とヨーロッパ,オセアニア,アフリカを拠点に,世界の子どもたちによるアート・プロジェクト“Dialogue of Life”を展開。臨床的研究と芸術に関わる分析をとおし,人間にとっての芸術の意味と,教育における芸術の役割について,研究者・制作者・実践者の3つのスタンスから相互的な研究活動を展開。
内容
「子どもと環境との関係性をどう構築していくか」ということは,環境問題だけでなく,あらゆる諸問題に通底する視点を持つものであり,「知として外界との関係を構築していく」ための教育実践が求められている。本書では,環境との関係に見られる芸術の内容を6つの層に分け,6層を位置づけた芸術による総合教育の展開を構造化する。〈自然/生命〉を視点に,子どもの知を育む作用として造形活動の働きを位置づけ,実践事例の考察と活動のプロセス及び表現内容を検証し,自然観を構築させる芸術による総合教育の展開と方向を示す。