... 本の題名に基づいたといふ由緒がありはするものの,まさにそれ故に,大英博物館蔵のローマ字本を底本とする天草版を指して言ふ時は「伊曽保」といふ漢字表記は避け,「古活字本伊曽保物語』との混同を防ぐ様にした方がよいのではないか。っまり朝日古典全書本 ...

... 天草版伊曽保物語の研究も当然この場合に属する。本物語の言語的事実から何らかの法則性を最も堅実な方法で求めるにはいかにすべきか。その答を一口で言えば簡単である。本物語の全体について同類を余さず集めて,それぞれの課題における結論を帰納する事 ...

遠藤潤一. (昭和 38 年・三省堂)所収「三天草版伊曽保物語」における考え方に注目せざるを得ないのである。土井氏は上記の論文において,「広本」ということばを用いてはおられないのである。「(一)成立」から引用させていただこう(下線筆者)。伊曽保物語の ...

菅原範夫遠田勝永尾真一野村純一野村純一深井一郎古保勲松島幹夫平家物語天草版〔図書〕清瀬良一森田武[雑誌]麻生朝道麻生朝道伊藤健上原袈裟美上原袈裟美遠藤和夫大森亮尚大輪靖宏鎌田広夫鎌田広夫鎌田広夫鎌田広夫国立国会図書館蔵古活字版「伊曽保物語 ...

1593（文禄2）年にイエズス会天草学林にて刊行されたローマ字綴の日本文イソップ物語を新村出氏の手によって漢字仮名交り文に翻刻したもの．伊曾保物語は西洋文学を日本語に ...