移民問題が深刻化し排外主義が台頭する中で、福祉国家は新たな国民再統合の必要に迫られている。各国の事例をもとに分析。

ベルリンの壁崩壊から10年、中道左派政権の誕生。国内融和とEU統合・拡大に邁進する民族のバイタリティーを解明する。

欧州統合は、2004年以降の第5次拡大による加盟国の増加によって、新たな段階を迎えた。本書は、その「国際帝国」として変貌しつつあるEUと、欧州統合に加盟しなかった小国ノ ...

「連邦主義的統合論」及び「政府間主義的統合論」を軸に、第一次世界大戦後に始まる欧州国際統合運動を分析する。21世紀における欧州国民国家とEUの将来、アジアとの地域間 ...

国民国家と統合の視点で欧州国際政治を学ぶ

政治の「迷走」ぶりは沖縄の米軍基地問題にもおよび、「普天間基地は最低でも県外へ」という公約は反故にされた。この問題は、日本の内政問題にとどまらず、米国や中国をは ...