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王朝の求道と色好み from books.google.com
平安朝時代の仏教信仰と、色好みの世界との「あわい」に生じた精神の苦悩と動揺を中心課題として、密教、和歌、浄土教、女房文学、さらに藤原の造型美等に現われた古代人の ...
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... 色好み」にくらべても、もちいられた時代や領域がかなりかぎられており、 1 のキーワードの特徴をさらによくあらわしている。亀井勝一郎の「王朝の求道と色好み―日本人の精神史研究』(文藝春秋新社、一九六二年)は、「色好みの原型」といった起源的な意味 ...
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... 色好み」は、夫婦関係と 158 にこそならめ。(『徒然草』)さかずきそこなかぞら吉田兼好が「よろづにいみじくとも、色好まざらん男は、いとさうざうしく、玉のの当なきここちぞすべき」(『徒然草』)と語ったように、「色好み ... 王朝の求道と色好み日本人の ...
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... 色好みとは「国を富まし、神の心に叶ふ、人を豊かに、美しく華やかにする」行ないであり、神ながらの道に通じるものであると ... 王朝の求道と色好み』色好みは「崩し」の精神であり、反逆であり、「犯し」である。このゆえに指弾を受けるような行為にも ...
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... 王朝文学における女性像◇愛を伝えたいー「古典の女」の恋はキラキラまぶしい清川 ... 色好みの構造一王朝文化の深層 910.23 店 1985.11 207p 18cm ( 17548 )中村真一郎 ... 求道と色好み日本人の精神史研究亀井勝一郎著文芸春秋新社 1962 283p 20cm N910 ...
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... 王朝の求道と色好み」であるが、これが雑誌「文学界」に連載されたのは昭和三十五年から翌三十六年にかけてであった。いちごのみが広い世間の用語となったのは、この文章などが契機であり、またその前後の時期からと考えてよいであろう。亀井勝一郎は右の ...
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... 王朝」の精神史を、「求道」と「色好み」との「たゆたひ」(亀井勝一郎『王朝の求道と色好み』)にみているが、倉田の「色好み」も、それと一脈相通じつつ、様相はより緊迫している。彼には、「たゆたひ」にひたる余裕がなかった。倉田は、その失恋を契機 ...