出版社内容情報
知的ハンディをもつ若者たち――ある者は就労を拒否され,ある者はやむなく転職を重ね,ある者は時給百円にもみたない工賃で働いている.スウェーデンのリカレント教育などを参考に,共に生き共に働ける社会をと訴える.
目次
父母の手記から
障害者雇用のシステムと課題―働くことに正当な評価を
スウェーデンの障害者雇用―ノーマライゼーションへの道
共に働き、共に生きる―みんなが暮しやすい社会を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
78
2017年50冊め。就職氷河期についての本ではなく、支援学校等の卒業後に就労先がない障がいを持つ若者について。1992年発行であり今と制度は違うが、現在のA型事業所にしろB型事業所にしろ、受け皿が足りないのは変わらない。そして移行支援を利用しても一般就労へのハードルは未だ高い。障がいを持つ子どもへの義務教育9年間は短い。療育・教育と職業訓練と、もっと時間をかけるのも一つの手。2017/01/18
魚京童!
3
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1293.html2013/12/19