出版社内容情報
レヴィ問題の解決は多変数関数論の基礎理論における総まとめともいうべき成果であるが,それでも多変数関数の一端が明らかにされたにすぎない.本書では,関数論の大域的な存在定理を導くための実解析的手法を紹介する.
目次
多変数複素解析(第1章 正則関数;第2章 正則関数環と ̄〓コホモロジー;第3章 擬凸性と多重劣調和関数;第4章 L2評価式と存在定理;第5章 拡張・割算問題の解;第6章 Bergman核)
モジュライ理論〈1〉(第1章 不変式とモジュライ;第2章 環と多項式;第3章 代数多様体;第4章 代数群と不変式環;第5章 商多様体の構成)
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