出版社内容情報
モラリスト,ラ・ブリュイエール(1645‐1696)の眼は17世紀フランスの風俗の諸相――女性の心情,文学作品,宗教界,思想の流行,社会の陋習――に向けられる.特殊個別の事例から人間の永遠普遍の像が犀利な筆によって,さまざまに描き分けられる.モデル論議で当時の社交界を大きく沸かせた.モンテーニュの「エセー」とならぶ真摯な人間性探究の書.
モラリスト,ラ・ブリュイエール(1645‐1696)の眼は17世紀フランスの風俗の諸相――女性の心情,文学作品,宗教界,思想の流行,社会の陋習――に向けられる.特殊個別の事例から人間の永遠普遍の像が犀利な筆によって,さまざまに描き分けられる.モデル論議で当時の社交界を大きく沸かせた.モンテーニュの「エセー」とならぶ真摯な人間性探究の書.