岩波新書<br> 仏教入門

岩波新書
仏教入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 236,/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004301035
  • NDC分類 180
  • Cコード C0215

出版社内容情報

アジア文化の源流となったインド仏教は,中国,朝鮮を経てわが国に渡来し,日本文化の形成に計り知れない影響を及ぼした.本書は,ブッダを育てたインドの社会的背景,ブッダの出現およびそれ以後の布教活動と思想の変遷,西欧思想との比較,さらにその後仏教が各地に波及していく様を描きながら,現代人のための新しい仏教論を展開する.

内容説明

アジア文化の源流となったインド仏教は、中国、朝鮮を経てわが国に渡来し、日本文化の形成に計り知れない影響を及ぼした。本書は、ブッダを育てたインドの社会的背景、ブッダの出現およびそれ以後の布教活動と思想の変遷、西欧思想との比較、さらにその後仏教が各地に波及していく様を描きながら、現代人のための新しい仏教論を展開する。

目次

第1部 インド仏教史(初期仏教;中期仏教;後期仏教)
第2部 インド仏教の思想史(初期仏教;部派仏教;初期大乗仏教;中期・後期大乗仏教)
第3部 各地の仏教(南伝仏教;北伝仏教)

著者等紹介

三枝充悳[サイグサミツヨシ]
1923年静岡県に生まれる。東京大学・ミュンヘン大学に学ぶ。文学博士、Ph.D.現在、筑波大学名誉教授、日本大学講師。専攻は宗教哲学、仏教学、比較思想
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

39
難しい本だった。入門というより一歩踏み込んだ読者向けなのかもしれない。2016/04/21

KAKAPO

36
読んでいる最中に感じたことは、流石?岩波文庫という難しさ。意味や定義が分からない言葉が次から次へと出てきて辞書が欲しい感じ。仏教2500年の歴史に新書一冊で入門しようなんて、無謀なんだなぁ~と改めて思い知った。よく、知るということは分けること、と言われるが、この本は、第一部 インド仏教史(初期、中期、後期)。第二部 インド仏教の思想史(初期、部派、初期大乗、中期・後期大乗)。第三部 各地の仏教(南伝・北伝)、と分けることによって、読者の頭の中で仏教を体系化できるような工夫が試みられている。2019/03/16

ヤギ郎

18
仏教思想について「入門」を超える読み物。問題意識または興味をもってじっくりと読んでいく。つまらないと思ったとたんもうちんぷんかんぷん! 仏教の思想史的側面からのアプローチを深く検討している。西欧思想と比較しながら読むのも一つの選択肢だろう。本書第三部「各地の仏教」は興味深い(割り当てられているページ数は少ないが・・・)。参考文献あり。2019/06/25

あいこ

16
なるほど難しい。もはや壮大なゲームの設定資料集、なるほどそうかこの世はゲームとはこのことか。2015/10/06

ヤギ郎

13
読んだことがあるような気がしつつ、(読メに登録した時に再読本であることを知る。)読了する。第一部ではインド仏教誕生の歴史をみる。第二部では思想史の側面から仏教の歴史を確認する。この時、西洋哲学から仏教思想へアプローチしてみる。第三部では各国の仏教について概観する。仏教思想史の分析は難しい。(専門用語が多い。)各国の仏教について説明は興味深い。2021/06/09

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