内容説明
中世を映す文学『徒然草』。歴史学と国文学の狭間に埋もれた、この著名な古典の世界の魅力を、初めて明らかにする。基本的入門の手引き。
目次
序章 『徒然草』の記憶
第１部 時代の記憶
第２部 宮廷社会の記憶
第３部 異郷と遁世
第４部 生活の記憶
終章 『徒然草』の成立
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そーだ
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文学演習の授業で先生が勧めていた本。歴史が好きな自分にはとても面白かった。著者は歴史学者だが、文学的な誤謬も特になさそう。2012/07/28
杞人
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『徒然草』を歴史学的に読み込むと、兼好の属していたコミニュティが浮かび上がってきて大変面白い。2009/07/13
