内容説明
企業はもうけるために存在する。ならば、何がどこまで許されるのか。経営者の責任、株主の権利、日本企業の特殊性とは!?斬新な視点で「株式会社の掟」を問う必読の書。
目次
第1章 企業は公器なのか
第2章 株式会社という約束事
第3章 企業の継続化、大規模化と株式会社の形成
第4章 株式会社制度の形成
第5章 株式会社の要件と特徴
第6章 株主保護と債権者保護
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DonaldTrump
3
若干ふざけた落語調(!?)で書かれているが、中味は、れっきとした、株式会社および近代資本主義の歴史解説本(^。^)2011/09/30
まさにい
2
この著者は、会計学の学者。会計学的視点から、株式会社を説明している。この本は、古本屋で見つけたのだが、買った動機は、株式会社の歴史がコンパクトに出ていたから。現在、大塚久雄の株式会社発生史論を読んでいるのだが、なかなか進まず、浮気をした格好になる。ただ、ちょっとコンパクトすぎて物足りない。2017/07/17
具志堅
1
ちょっと言葉の使い方が古い印象を受けたが、会計の視点からの株式会社が何となく伝わってきた。もうけたい人ともうけたい人をつなぐという表現が新鮮であり、なるほどなと思った。 2021/10/31