内容説明
カントを読んで素朴な「感動」を体験し、ニーチェから「男らしい生き方」を学ぶ。デカルト、パスカル、キルケゴール、ヘーゲル、ソクラテスなど7人の実人生を活写し、大哲学者たちが生涯をかけて人びとに伝えたかった「ひと言」を分かり易く読み解き、「なるほど、そうだったのか」と初めて哲学書が身近になる。深く思索する楽しみと功徳が鮮やかに得られる一書。
目次
理性を耕す人―カント
知のデモクラシーを求めて―デカルト
男らしい生き方とは―ニーチェ
メルヘンとしての哲学―キルケゴール
現代の幸福論『パンセ』―パスカル
理性が世界を支配する―ヘーゲル
裁かれる哲学者―ソクラテス