内容説明
戦争、暗殺、スキャンダル…ケネディ、CIA、KGB、フリーメーソン、ルーズヴェルト、ニクソン、ブッシュ―30の謎に迫る。
目次
フリーメーソン―現代に生きる謎の秘密結社
ユダヤ―八〇年代アメリカのカウンター・カルチャーとしてのユダヤ陰謀説
イリュミナティ―イリュミナティ(=エンライトメント)は悪魔の知恵か!?
ロスチャイルド―世界を植民地化しようという野望!?
ロックフェラー―金融、政治、大学、マスメディア…全米を支配した陰謀財団!?
ルーズヴェルト―パールハーバー、ニューディール政策はルーズヴェルトの大陰謀!?
英国王室―世界政府計画を背後で操る英国王室!?
フェビアン協会―世界を帝国主義へと導いた知識人エリートを作り出した!?
三百人委員会―世界を支配している三百人のエリートによる謎の組織
外交問題評議会(CFR)―世界征服を企むCFRの一大成果は国際連合!?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
in medio tutissimus ibis.
3
英米の陰謀論。著者が言うように印欧論がアメリカ的なものであるからなのか、アメリカの存在感が大きいからアメリカの陰謀論の存在感も大きいのか。でも日本にだって陰謀論はありますよ、アメリカのに負けない荒唐無稽なのがね。陰謀論の原則は、「すべては繋がっている」「すべては今である」の二つである。理屈と膏薬はどこにでもつくというが、概ねそういう誤謬と見てもいいだろう。だが、陰謀論を信じる人間がもつ、政治や経済の混沌とした動きに意味を求めてしまう心性と、非対称な立場による不信感には一定の理解を示さねばならないとも思う。2023/06/04
ルヴナン
1
各種陰謀論を無批判に並べただけのカタログ。知性的ではなく、史学の名には値しない。下世話な好奇心を満足させるには十分かもしれないが、無論それ以上の代物には為り様が無い。2014/07/09
numainu
1
評価E2008/12/16
悸村成一
0
概算で、本文1265枚+「あとがき」11枚。全30章、米国の例が多い。文化として陰謀論を楽しむ姿勢がめだつ。図書館本。 382016/03/03
yooou
0
☆☆☆☆★2006/02/25