内容説明
自由と民主主義に焦点を据えて、社会主義の思想・運動・社会システムの歴史を考察する研究の第１部たる本書では、１８４０年代ヨーロッパ革命期から、１９１７年ロシア革命期までが追究される。
目次
近代市民社会の形成・展開と社会主義
「社会改革」と「政治改革」をめぐる社会主義諸思想の対抗
「ロシア社会主義」＝ナロードニキ主義における社会革命と政治的自由
第二インタナショナル期の自由と民主主義の問題―主としてドイツ社会民主党の「修正主義論争」に即して
ロシア革命における政治的自由・民主主義と社会革命（１９０５年革命期；１９１７年社会主義革命期）
若干の総括と今後の研究課題
