内容説明
本書は、第1章と第2章で、今回の総合的な学習の理論的背景とカリキュラム創りの理論を述べた後、第3章で趣味を生かした総合的学習の位置づけを行った。その後、第4章で趣味の具体例をあげながら、総合的学習の実践を構想している。最後に、附属学校で長年取り組んできた総合学習の実践を紹介した。
目次
第1章 総合的学習の理論と背景(「総合的な学習の時間」への期待と不安;総合学習の歴史と理論 ほか)
第2章 総合的学習のカリキュラムを創る(総合的学習は鋭い現状批判から出発せよ;学校知を社会へ向けて開く試み ほか)
第3章 趣味に着目した総合的学習(趣味と総合的学習;国家的基準からフリーな総合的学習 ほか)
第4章 趣味を生かした総合的学習の構想(渓流釣りで総合的学習;マンガで総合的学習 ほか)
第5章 趣味を生かした総合的学習の実践(お茶を作る―小学校の事例;好きなコースでやりとげよう―中学校の事例)