出版社内容情報
貨幣の役割や利子率、株価、資産選択など、「金融」の動きと役割を学ぶ上で欠かすことのできない基礎理論から、日本金融の歴史・現状を一体的に学ぶテキスト。
内容説明
本書では、「金融」に関して、現実の制度や現象にとどまらず、理論的理解まで踏み込んで一体的に学ぶ。貨幣の役割や資産選択などの問題から、明治維新以降の日本の金融の特徴まで解説していく。
目次
第1部 金融の基礎理論(貸借と利子率;貨幣の役割;貨幣需要;資産選択理論;企業の金融行動;株価;利子率の期間構造;金融仲介機関;銀行の費用構造)
第2部 日本の金融(金融の歴史:明治期から戦後復興期まで;高度成長期の金融システム;金融自由化;メインバンク制と株式持ち合い;公的金融;金融の現状)
著者等紹介
筒井義郎[ツツイヨシロウ]
1950年生まれ。東京教育大学理学部物理学科、大阪市立大学経済学部卒業。大阪大学大学院経済学研究科後期博士課程中途退学、名古屋市立大学、大阪大学助教授を経て、現在、大阪大学大学院経済学研究科教授、経済学博士
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