出版社内容情報
にしん漬・三五八漬を肴に会津の酒を酌む。うにの貝焼、あんこう料理は浜通りの名物。豊富な食素材を伝統の生活知が生かす「みちのくのまほろば」福島ならではの味。
目次
会津盆地の食―もの日にはもちを搗き、秋には身不知柿をかじる
会津山間〈只見〉の食―あり余る山菜と山のけもの、川の魚を食卓に
福島北部盆地の食―蚕が眠っている間にもちを搗いて食べる
福島南部の食―山の幸を楽しみ、蚕を飼い、こんにゃくをつくる
阿武隈山地の食―麦、雑穀を多彩に生かし、山の恵みで変化をつける
石城海岸の食―四季折々、生きのよい魚を「一夜食い」に