医学生が学んだ生命の不思議 遺伝子の宿題

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  • サイズ B6判/ページ数 154p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569636214
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

阪大医学生が書いた遺伝子がよく分かる本。

「遺伝子治療」「遺伝子診断」「遺伝病」…etc。阪大医学生が、難解な遺伝子について、とことんわかりやすく書いた入門書の決定版。

「遺伝子診断」「遺伝子治療」「ヒトゲノム」……。最近、多くのメディアで、遺伝子関連の用語が使われている。また、ヒトの遺伝子の全配列が解読されたというニュースもわれわれを驚愕させた。

▼では、遺伝子とはいったいどういうもので、われわれの生活とどんな関わりがあるのか? 本書は大阪大学の医学生である著者が、一般には難解な遺伝子について、徹底的にやさしく書いた「入門書」の決定版である。

▼著者は医学部にてがん抑制遺伝子の研究を行うかたわら、先端医療や遺伝子診断に対する意識調査を行った。その結果、一般の人と研究者において、遺伝子についての意識に大きなギャップのあることに気づく。そして、遺伝子を正しく理解してもらうことは、医学だけではなく社会全体においてとても大切であるとの考えから書いたのが本書である。

▼現役医学生が、単に遺伝子のしくみのみならず、医療、そして社会との関わりまでを解き明かした、注目の一冊!

●第1章 35億年かけて育まれてきた大切なもの 
●第2章 環境に調和する遺伝子 その破綻としての病気 
●第3章 遺伝子を使って医療に何を還元できるか 
●第4章 かけがえのない遺伝子―The only gene 

内容説明

ベストセラー『やさしい「がん」の教科書』の著者が、遺伝子の正体やそのしくみ、そして医療や社会とのかかわりまでを、わかりやすく解き明かす。

目次

第1章 遺伝子の基礎知識 35億年かけて育まれてきた大切なもの(遺伝子とは何なのか;遺伝子はどのように伝えられてきたか)
第2章 環境に調和する遺伝子その破綻としての病気(遺伝子とは何なのか;遺伝子から見た病気)
第3章 遺伝子を使って医療に何を還元できるか(遺伝子の解析からクスリを作る、遺伝子をクスリとして使う;遺伝子の情報を診断に用いる)
第4章 かけがえのない遺伝子―The only gene(遺伝子は社会の中でどのような存在なのか;遺伝子からのメッセージ)

著者等紹介

仲野徹[ナカノトオル]
1957年生まれ。1981年大阪大学医学部医学科卒業。1984年同大学医学部助手。1989年ヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)訪問研究員。1990年京都大学医学部助手を経て、1991年京都大学医学部講師。1995年大阪大学微生物病研究所遺伝子動態研究分野教授。2004年より大阪大学大学院医学系研究科病理病態学教授

森本兼曩[モリモトカネヒサ]
1946年生まれ。1971年東京大学工学部原子力工学科卒業。1980年同大学院医学系研究科修了。1978年~1980年カリフォルニア大学サンフランシスコ医学校留学。1984年東京大学医学部助教授。1987年大阪大学医学部教授に就任。現在、大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学教授

駒沢伸泰[コマザワノブヤス]
1980年生まれ。1999年私立灘高校卒業。2000年大阪大学医学部入学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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