目次
第1話 小説と形而上学―“ひりひりと背筋にうずくもの”
第2話 物のうちにはいるとは―形而上学の知りかた
第3話 概念と存在のちがいは―スーパーの入社式と新宿の人ごみ
第4話 形而上学は“脱構築”されるのか―デリダの形而上学批判
第5話 壁の向うを見るとは―“幼い子でも形而上学を理解する”
第6話 生きるのをやめて話せるようになる―娼婦が哲学者と話したら
第7話 自由と責任―自分を証しするもの
第8話 言葉と経験―形而上学がめざすもの
著者等紹介
佐藤一郎[サトウイチロウ]
1952年東京生まれ。東京大学文学部卒業。NHKで二年余り記者として勤めた後、東京都立大学大学院に入り、同博士課程中退。山梨大学助教授
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