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内容説明
聳えるモスク、バザールの賑わい、カフェに集う人々、物売りの姿。異文化の香り溢れるトルコの都市は、どこも魅力的である。他のイスラーム都市と比較しつつ、独特の空間文化のあり方を読み解く。
目次
第1部 トルコ都市の文化(トルコのバザール空間と広場;イスタンブルの喫茶文化;イスタンブルの屋外家具;「ゲジェコンドゥ」我々の村;ブルサの空間文化の価値;オスマン朝イスタンブルの給水建築;イスタンブルの道路ネットワーク)
第2部 都市文化の比較(ヨーロッパ都市にみられるイスラーム文化の影響;摩天楼の要塞都市サナアとシバーム;ペルシアの伝統的空間;イスタンブルとアレッポのバザール;ダマスクスの建物分布に隠された秩序)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cebecibaşı
0
都市研究者やトルコ研究者の名前も載っていたので論文集のようなものかと思い購入。しかしながら大半のものが学術的手続きもあやふやで、もそもそもどんな問題意識のもとに書かれたのかも不明であった。これでは大学生の卒業論文のほうがマシと言われても仕方がない。体裁がまともなものも、空間構造を捉えるのみに終止するものが大半で論の発展性があまりなさそうなものが多かった。ある意味日本語のトルコ都市研究の実情を表していると思うが、少しマニアックなガイドブック程度に考えておくべきだと思う。2016/10/04
しばた
0
結構、比較対象としてのシリアの都市についての分析も載ってるけど、内戦による破壊で変わってしまう部分も多いんだろうと思う。2012/09/27
可兒
0
無駄な系列化のないイスラームという印象2010/09/26