出版社内容情報
多元的世界における政治哲学の衰退~復権の枠組みを描き出し、ロールズ政治哲学の全体像と論理、現実的意義を解明する。
内容説明
多元的世界における政治哲学の衰退~復権の枠組みを描き出し、ロールズ政治哲学の全体像と論理、現実的意義を明らかにする。
目次
政治哲学の現代的復権
政治哲学の衰退と再生
政治哲学復権の系譜(シュトラウスとロールズ;マルクス主義とロールズ)
価値多元社会と正義の正当化
価値多元社会と福祉国家
価値多元社会と租税国家―ロールズの正義論と課税原理
グローバル時代の政治哲学
著者等紹介
伊藤恭彦[イトウヤスヒコ]
1961年愛知県に生まれる。1984年岡山大学法学部卒業。1990年大阪市立大学大学院法学研究科単位取得。専攻は政治哲学。静岡大学人学部講師を経て、現在、静岡大学人文学部助教授
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