有斐閣アルマ
やさしい教育心理学 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641122598
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C1311

内容説明

教育心理学の基本的な事柄について、図表やコラムを多く用いて丁寧にわかりやすく解説。心理学的なものの見方・考え方が理解・把握できるように工夫してあります。教育や心理学に関心をもっている方々に広くおすすめします。

目次

第1章 記憶力がいいとはどういうことか
第2章 学ぶことと考えること
第3章 ほめることの大切さ
第4章 「やる気」を考える
第5章 学級という社会
第6章 どのように教えるか
第7章 児童・生徒をどう評価するか
第8章 人間の発達について考える
第9章 知的発達のメカニズム
第10章 人格発達の基礎
第11章 カウンセリングとは

著者等紹介

鎌原雅彦[カンバラマサヒコ]
千葉大学教育学部教授

竹綱誠一郎[タケツナセイイチロウ]
学習院大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルゴン

3
★★★★☆タイトルの通り教育心理学の入門書として非常に入りやすかったです。報酬とやる気の関係や、フロイト・エリクソンの心理学などの部分も読みやすくためになりましたが、個人的に最も興味深いと思ったのが第5章「学校という社会」。教師期待効果と同調行動の2つは、学校教育のやりがいとともに難しさを感じさせます。2015/11/17

有智 麻耶

1
第2版(2005年)です。現在は第3版(2012年)と第4版(2015年)が出ています。基本的な部分は変わらないと思いますが、載っているデータや最新の研究動向などが反映されていると思うので、新しい版を読むことをお勧めします。心理学というと統計的な処理や多くのデータなど、実証的な学問であり難しいイメージがあったのだが、このテキストは題名の通り、非常に分かりやすく書かれていた(学問のレベルが低いというわけではない)。大学の授業の基礎を作るためにもいいし、足りない部分を自学するのにも役立つ。2016/03/13

Haru

1
2012年最後の読了となった本。今まで漠然と感じていたことが体系的にまとめてあり、とてもわかりやすかった。人間、特に幼児は賞賛されたいという動機をもっているため、褒めることは行動の報酬となり、学習成立の基本となる、らしい。やはり、褒めよう。それにしても、こんな本を面白く読んでしまう自分がどこを目指しているのかちょっとだけ不思議だ。2012/12/20

K

1
良書。教職課程レベルの教育心理学を学ぶならこの本が今のところ一番わかりやすい。記述がやわらかくわかりやすいのですらすら読める。コラムも今時の教育にかかわるトピックを、心理学的な知見から論じているため興味深い。教師を目指す方で教育心理学もちょっとかじってみたいという方にはおすすめ。 【追記】2012年にまた改訂版が出ましたね。 2011/04/13

lilac

0
短期記憶のところと、報酬と意欲のところは、是非多くの人に知ってほしい

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