出版社内容情報
学界をリードし,行政法学の発展に尽くしてこられた,塩野宏教授の「行政法研究」第7巻。
第2巻~第6巻公刊後の論文を中心に,未公表3篇を含む全27篇の論攷をおさめた。
《主な目次》
第1部 行政法序論
1 行政概念論議に関する一考察
2 行政法と条文
3 制定法における目的規定に関する一考察
第2部 公法と私法
1 公法と私法―判例分析
2 規制緩和と行政法
第3部 行政過程とその統制
1 法律による行政の原理
2 法治主義の諸相
3 法治主義の現状と課題
4 補助金交付決定をめぐる若干の問題点
5 現代行政手続法の諸問題
6 行政手続法制定への途
7 審査基準について
8 情報公開法とその運用上の課題
9 行政裁判の課題
10 行政事件訴訟法改正論議管見
11 司法の行政に対するチェック機能のあり方について
第4部 国と地方公共団体
1 自治体と権力
2 地方自治法制
3 地方分権推進に関する諸問題について
4 国と地方公共団体の関係のあり方
5 具体化に入った地方分権
6 国と地方公共団体の関係のあり方再論
第5部 行政組織法の諸問題
1 指定法人に関する一考察
2 地方公務員制度改革の諸問題
3 法定外公共物法制の改革
第6部 放送法制の課題
1 法概念としての放送
2 日本における放送法制の展開
目次
第1部 行政法序論
第2部 公法と私法
第3部 行政過程とその統制
第4部 国と地方公共団体
第5部 行政組織法の諸問題
第6部 放送法制の課題
著者等紹介
塩野宏[シオノヒロシ]
昭和6年6月13日生、昭和31年東京大学法学部卒業。東京大学教授、成蹊大学教授を経て、現在、東亜大学教授
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