内容説明
日本史学の碩学が、今日の歴史学界を築いてきた人々との出会いとエピソードを支え、その業績を整理する。戦後の代表的な学説に適切な論評を加え基本となる歴史図書を紹介する。これから歴史を学ぶ人の格好の入門書。
目次
忘れえぬ人びと（清水三男さんを憶う；石田修一さんを偲ぶ ほか）
私の観た古代史学の動向（最近日本古代史学界の動向―１９４５～４８年；私の観た戦後古代史研究の展開―記紀批判・奴隷制論から文化財保存まで ほか）
古代史書を論評する（藪田嘉一郎氏の『日本上代金石叢考』；家永三郎氏の『上宮聖徳法王帝説の研究』 ほか）
歴史の名著を推薦する（著書と著作集；歴史研究の基本図書）
