目次
1 なぜ化学に倫理は必要なのか
2 倫理、道徳、倫理学
3 化学者の専門家意識と倫理
4 倫理の問題を解くには
5 ケーススタディーに学ぶ
付録 各学会の倫理規範
著者等紹介
コヴァック,J.[コヴァック,J.][Kovac,Jeffrey]
リード大学とイェール大学で学び、現在はテネシー大学化学科の教授である。1976年以来、大学院と学部で化学を教え、また優等生のための学際コースを担当する。1994年からテネシー州知事科学学校(優秀な高校生を集め、4週間泊まり込みで科学を教える夏期プログラム)の校長を務める。米国科学振興協会の特別会員である。学問的関心は、統計力学、熱力学、科学史、科学哲学、科学倫理、科学教育と多岐にわたる。科学倫理に関する執筆や講演を10年以上続けている
井上祥平[イノウエショウヘイ]
1933年、京都府に生まれる。1956年、京都大学工学部工業化学科卒業。東京理科大学工学部教授、東京大学名誉教授。工学博士。専門は高分子化学、有機化学
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