K books series
「泡」技術―使う、作る、排除する

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769341789
  • NDC分類 571
  • Cコード C2058

内容説明

時には壊れやすく、時には壊れにくく、また時には作りやすく、時には作りにくい“泡”。そして、機能を役立てたり、一方では厄介な存在であったりもする“泡”。そこが、科学者や技術者の興味を呼ぶのである。本書は、身の回りや自然界で見られる「泡の功罪」から、工業的に利用される「泡技術や装置」など工学的な解説から、泡沫の構造や性質といった「泡のサイエンス」に話が展開される。

目次

第1章 泡にまつわる身近な話題(水槽の泡には2つの役割がある;洗顔ムースや石けんの働きは;お風呂と泡 ほか)
第2章 泡の工学(泡工学とバイオ技術;化学装置と泡工学;分離操作における泡工学 ほか)
第3章 泡のサイエンス(泡沫のサイエンス;液や粒子中での泡の生成;液や粒子中の泡の挙動 ほか)

著者等紹介

柘植秀樹[ツゲヒデキ]
1965年慶応義塾大学工学部応用化学科卒業。1970年慶応義塾大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。1973~1975年:西ドイツ・アーヘン工科大学化学工学研究所留学。慶応義塾大学工学部応用化学科助手・講師・助教授を経て、1988年より慶応義塾大学理工学部応用化学科教授、現在に至る。工学博士。専門分野は化学工学(気液・気液固系の混相流動および物質移動、気泡塔・懸濁気泡塔の装置設計、反応晶折など)

海野肇[ウンノハジメ]
1966年名古屋大学大学院修士課程修了。1966~1976年理化学研究所化学工学研究室(気液接触装置の研究に従事)。1976~1986年東京工業大学助教授(廃水処理工学の研究に従事)。1986~現在、東京工業大学教授(現在:大学院生命理工学研究科)(バイオリアクターの応用ならびに生物機能の環境工学への応用研究に従事)専門分野は生物化学工学、環境生物工学、化学工学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pi_nika

0
ビールの話ばかりかと思いきや、2章以降は専門的な内容。工業での応用や物理学的な性質に言及している。(教養本というより、大学の専攻レベルかな)2015/07/20

和彦有住

0
電子化済み2020/06/06

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