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内容説明
靖国神社はいつごろできてどのような人がまつられているのか?参拝問題を考える上で基礎的な、しかも立場を異にする人びとでも共通に「事実」として認めざるを得ないことを学べる授業書。
目次
靖国神社は、いつできたか
「日本国政府」との関係
戦死者はすべて祀られているか
「まつる」とか「合祀」の意味
全部で何人が祀られているか
沖縄戦で死んだ民間人の扱い
祀ることを決めたのは誰だろう
3人の「明治維新の功労者」
日清・日露戦争での戦病死者
乃木・東郷、日露戦争の英雄
日本国籍の植民地人の戦死者
「大東亜戦争」の時の総理大臣
誰が「戦犯も祀る」と決めたのか
「戦犯も祀る」と決めた理由
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
1930年、東京下谷(現・台東区東上野)に生まれる。1959年、国立教育研究所に勤務。1963年、仮説実験授業を提唱。1973年、遠山啓氏らと教育雑誌『ひと』を創刊。1983年、編集代表として月刊誌『たのしい授業』を創刊(仮説社)。1995年、板倉研究室を設立。理学博士
重弘忠晴[シゲヒロタダハル]
1947年、東京都足立区に生まれる。1969年、早稲田大学第一文学部(東洋史専修)を卒業。現在、千葉県松戸市の小金小学校教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゼロ投資大学
4
靖国神社が日本人にとっていかなる存在か。内閣総理大臣が靖国神社に参拝するかというのは日本国内だけでなく、近隣諸国も注視する大きな出来事となっている。しかし、今を生きる日本人にとって靖国神社がどういう存在か理解できていない人も多いのではないか。本書では、靖国神社がどのような役割を果たし、日本人の心にとっていかなる存在であるかを示している。2021/09/27
そーすけ
0
301*政治的な問題まで踏み込まず、「多くの人びとが知っておきたいと思い、立場を異にする人びとでも共通に「事実」として認めざるを得ない事実だけ」を記載している。14問14答になっているが、答えの部分の記述が簡潔過ぎる部分もある。あとがきには「あの戦争は間違っていた」という著者の見解と、政府の公式見解に触れられている。2016/11/18