内容説明
本書は、植物におけるシグナルトランスダクション研究の進展の状況を国内の最先端で研究を推進している研究者の方々にまとめてもらったものである。また、本書では、植物のシグナルトランスダクション研究に必要な実験法を実験マニュアルとして随所に挿入してある。
目次
第1部 ホルモンシグナリング(ホルモン作用の分子機構;ホルモン結合タンパク質の機能;植物ホルモンと転写制御 ほか)
第2部 光シグナリング(光シグナリングの分子機構;フィトクロムとシグナル伝達)
第3部 ストレスシグナリング(浸透圧ストレスへの応答とシグナル伝達;乾燥ストレスとシグナル伝達;傷害のシグナル伝達 ほか)
第4部 タンパク質のリン酸化と第二メッセンジャー(タンパク質のリン酸化;プロテインキナーゼ;第二メッセンジャー ほか)
第5部 細胞認識のシグナリング(植物の病原体認識とシグナル伝達;自家不和合性の分子機構)