内容説明
「京都議定書」の目標をエコハイテクによってクリアすべきであり、またクリア可能であるということを、環境先進企業23社の事例(何がドライビングフォースなったか?どのような取り組みをしたか?どれだけ効果があったか?これからの計画)をもって示したものである。第1章で持続発展可能な製品開発についてのフレームワークを述べた後、第2章で製品としてどのようなエコプロダクツが生産されているのか、第3章では製品からサービスへ移行してどのようなCO2の排出削減効果があるのか、第4章では企業全体でのマネジメントとしてはどのような手段があるのかについて紹介している。
目次
第1章 持続的発展可能な製品開発(持続的発展可能戦略としての脱物質化と京都議定書;エコエフィシエンシーとファクターX ほか)
第2章 エコプロダクツの普及(オンデマンド定着技術―キヤノン;水回りのエコ商品―東陶機器 ほか)
第3章 エコサービスの普及(情報通信ネットワークおよびITサービスの環境影響評価の取り組み―NTT;鉄道におけるCO2削減―鉄道総合技術研究所 ほか)
第4章 エコマネジメントの普及(製品設計とCO2環境会計―ソニー;液晶パネル工場における取り組み―セイコーエプソン ほか)
著者等紹介
山本良一[ヤマモトリョウイチ]
1946年生まれ。1969年東京大学工学部冶金学科卒業。1974年東京大学工学系研究科大学院博士課程修了。現職、東京大学国際・産学共同研究センター教授
小田克郎[オダカツロウ]
1958年生まれ。1984年東京大学工学部金属材料学科卒業。1986年東京大学工学系研究科大学院修士課程修了。現職、東京大学生産技術研究所助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 修行者達の唯識思想